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素人が最速でNPO法人を作るための3つの勘所

   

NPO法人って作るんめんどくさい・・・ってか難しいんじゃ。。。
と思っている人も多いんじゃないだろうか?

そもそもだからこそNPO申請を専門とする行政書士事務所とかがあったりするんだが。。。

そこでNPO法人申請の素人の僕(あたりまえ・・・)が3週間で申請書を作成し受理してもらった経験からこうすれば素人でも最速で作れるんじゃ!?と思ったことをまとめてみたよ!(もちろん縦覧期間を経て無事設立されたワケだが・・・)

勘所①

申請書類は徹底的にパクるのがgood!

申請書作成においては徹底的にパクった方が良いと思う。そもそも申請書類にオリジナリティなんかいらないだろう・・・。大事なのは活動内容だ。
(パクるのは中身じゃなくてフォーマットね・・・)

申請書に必要な書類は以下の通りだ。
①設立認証申請書
②定款
③役員名簿
④就任承諾及び誓約書(各役員分)
⑤役員住民票(各役員分)
⑥設立時社員名簿
⑦確認書
⑧設立趣旨書
⑨設立議事録
⑩設立当初の事業年度の事業計画書
⑪設立次年度の事業計画書
⑫設立当初の事業年度の活動予算書
⑬設立次年度の活動予算書

ちょっとインターネットで検索すれば色々な行政のwebサイトにフォーマットが落ちている。中には親切にココを変えましょうね!って注釈つきのフォーマットまである。

フォーマットがあってもまだ作成するのが難しいって?
定款の目的とかその他事業内容の記述とか?
そんな時はgoogle先生に聞いてみよう。
世界各国にあるNPO法人のwebサイトに行くと大概が設立趣旨など掲載しているのですごく参考になるだろう!
(あくまで参考にね!当たり前だがここはパクるのはよくない!!)

勘所②

プロジェクトのフローをまずは考えよう!

これも当たり前かもしれないが意外と見落とされがち。特に行政の人をめんどくさい相手。。。ではなくプロジェクトメンバーに自分の頭の中で入れて全体図を描くことがすごく大事。
そもそも彼(彼女)らに積極的に動いてもらうようにマネジメントしないとスムーズにはいかない(>_<) あっ、忘れてました・・・なんてオチになった日にゃ顔面蒼白ブルートレインだ。
だからまずは申請書を受理してもらう日を決めてそこから逆算して動いていく。
ごくごく当たり前のことなんだけどことNPO申請の事になると行政まかせになってしまってこちらでタイムスケジュールをコントロール出来ない人が多いんじゃないかな!?

後、申請書作成のフローの中で多くの人は行政の人と相談しながら申請書を作成して・・・って思っていて、実際にそうしている人も多いらしいんだけどそんな事してたら数週間、数カ月プロジェクトが進まないことだって当たり前に起こるって!!

だからこっちから仕掛けていくことが必要になってくる。

具体的には、もう最初に担当者と会う時に申請書一式そろえて突き出してやるんだ!
はい、持ってきましたよ!って。

で、修正箇所は無いと思うけどあったら1週間以内に教えてね!そしたらそこを修正してハンコ押して持ってきますから!って一言そえて帰ってくればいい。

後は指摘された修正箇所を訂正して正式書類を提出すれば書類は受理されるだろう。
何せ担当者のお墨付きなのだから・・・。

勘所3

担当者を味方に!!(>_<)

まぁ普通の役人さんなら1週間以内に連絡してね!って伝えても連絡はないと思われ。(実際僕はなかったなぁ~。まぁすべての人にあてはまるワケではないが。)
だからこそ、ここで担当者にいかにうまく動いてもらうかに気を使わなきゃいけない。

基本彼らのスピード感はヤバイくらい遅いと思われ。そもそもどのような仕事にもあてはまると思うけど自分が思ってるほど相手の中では重要じゃない仕事って結構あるしねw


期限無視、進捗の連絡なんかは当然ない。(ことがほとんど・・・)だからそれらを想定して動く必要がある。

彼らも彼らで忙しいことも考えないといけない。
だから期限を無視られても、杜撰な仕事の仕方をされてもぶちぎれちゃだめだ・・・。
なぜなら切れても何にも前に進まないから。
僕たちの目的はストレスを発散することじゃない。

スムーズにNPO法人を立ち上げ、活動することが目的なはずだ。
だから彼らを上手くのせてやることが大事。

厳しすぎず甘やかさず・・・。彼らを上手くマネジメントすることを心掛ければ申請は比較的スムーズにいくはずだ!

勘所:おまけ

できないではなくどうすれば出来るか考える

もはやこれはNPO設立がどうのこうのっていう問題ではないけれど・・・

これは出来ません!!っていう役所の話しを一方的に受け入れるものいいけれど、ちょっと交渉することでプロジェクトが加速することがある。

僕が経験した事例では・・・とにかく早く設立申請を受理してほしかったんで申請書をwebで提出したい!って交渉したことと(ハンコが必要な書類以外)、実際に書類を提出した日から数日さかのぼって受理日にしてもらったってことかな。

だから実際役所に行ったのは実は初回の1回だけなんだ。まぁ受理日に関しては交渉する前に色々布石はうっておいたんだけれども。

だから最後の勘所としてはダメもとでもスムーズに申請を進めるために交渉してみる!ってことかな。まぁそのための準備もしっかりした上でだけどね。じゃないとただのクレーマーってか、うるさい頑固じじい(ばばあ)になっちゃうから!

まとめ

えっ!?もうまとめ!?って思うかもしれないけど所詮申請を通すのはこんなもんだと思う。

難しい・・・ややこしい・・・ってのは実際に設立した人の感想なんだろうか?
やってみると意外に簡単だったりするのはよくある話だ。
敢えて言うなら、めんどくさいのは書類申請という一連の流れの中にある書類作成っていうタスクじゃなくいかに担当役人さんとコミュニケーションをとって円滑にプロジェクトを進めていくか!ってことだと思う。

結局NPO法人設立がスムーズにいくかどうかのポイントは

①担当者とのコミュニケーション

②申請業務をプロジェクト化してこちらからがっつり仕掛けていく姿勢

③事務書類は徹底的にパクる

この3つに集約されると思う。

まぁ本当に大事なのはNPO法人設立後にどんな活動をするかだけどね!

今度は認定NPO法人設立の勘所・・・なんかを書こうと思うので興味のある方がぜひまた見て下さいね!

※あくまでここに出てくる表現・感想は僕の超主観なので、全国には優秀すぎるくらいのNPO担当の役員の方もたくさんいることを最後に付け加えておきます。

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